スーパーマン
ずっと働いてたコンビニがつぶれたので、同じオーナーがやってるもう1店舗の方へ移ることになった。正直もうこのオーナーの下で働きたくないと思ったが、有給は「ほんとうに...すまんっ」と猛スピードでつむじ見せられたこともあり、次の仕事探すまでの貯金が無いので仕方無く続けることにした
新しい店は家から歩くと40分かかるとこにあるが、交通費は「ほんとうに...すまんっ」と猛スピードでつむじ見せられたこともあり、自転車も持ってないし40分かけて歩いていくしかなくなった。はじめ筋肉痛になるかなと心配したが、筋肉痛にはならず道中体が冷えて下痢になった。一ヶ月後さすがに悪いと思ったのか、オーナーが自分の嫁が使ってないカゴの形美川憲一の口みたいなボロボロの自転車貸してくれることになったが、週に2、3回警官に止められるようになった
オーナーに「スーパーマンのたかさんです。拍手」と嫌な紹介の仕方をされ、新しい店での仕事がはじまった。案の定仕事のわからないことが全部スーパーマンに集まるようになる。いくら長くやってようが夜勤しかやってないので、他の時間帯がやる伝票整理のやり方やいろいろ知らないこともあり、たまに「知らない」と答えるのだが、どこがスーパーマンだよの顔をされ嫌な気分になる。
オーナーが紹介したいやつがいると、バックルームに呼ばれると「この店のスーパーマン」(いたのかよ)とこの店に元々いたスーパーマン紹介された。「よろしく」と握手を求めてきた夜勤の田部さん(仮名)は、「血と骨」の試写会で握手した崔洋一の感触と似てたので嫌な予感がした。初日の夜勤の休憩中、「寝てない」と寝てない自慢しながらなぜか休日出勤してる田部さんから「たかさんは何本いきますか?」と恵方巻きの予約獲得目標を聞かれ、うーん、まだ来たばかりなので予想がたてられないですねと流そうとしたら、「家族や友達で予約取れないすか?」と言われ、いやあ、上京してきてるし友達もあまりいないので、と休憩中なのになかなか進まないおにぎり食べようとすると、「自分で買ったりは?」と言われたので、いやあ、寿司食えないんですよと本当のこと言うと、「あっ、デザートで恵方巻きロールがあったな」と言われ短時間で大嫌いになった。前のつぶれた店からは僕以外にも何人か移ってきてるのだが、田部さんが会ってまだ数日しか経ってない女子高生を下の名前で呼んでるのを見て、こういう仲良くなり方は浜田雅功以外認めてないのでさらに苦手になった。どこにそんな金あるのかわからないし、そんな金あるなら有給払えと思うのだが、オーナーがまたもう1店舗出すらしく、そこに田部さんが移動することになった。まだほとんど一緒に働いたことないが、気が合うと思えないので正直ホッとした
ある日「ああ、お前か」とお客さんに名札を見ながら手招きされた。常連のペンキ屋のじじいらしい。「田部がいなくなるから困ってたんだよ」とtotoを渡された。どうやらこのペンキ屋のじじいはよくtotoを買うのだが、いつもコンビニに来る時間が店のコンピューターで結果確認できない時間帯らしく、毎回田部さんにチケット渡して調べさせてるようだ。「田部以外の奴(夜勤)に聞いてもわかんねえとか言うからさ、田部においお前これからどうすんだよって聞いたら、たかってスーパーマンがいるって言うからよ」と、初耳の引き継ぎを聞いた。totoの結果は夜勤の時間帯は見れないのだが、田部は(もう呼び捨てにするけど)夜勤後も昼までダラダラ店にいて仕事した気になってる効率糞野郎なので昼間店のコンピューターで結果確認してたらしいのだが、僕は時間内で完全に仕事を終わらせ夜勤後すぐ帰るので、まだ働き出して2ヶ月ぐらいだが毎回ペンキ屋のじじいに「おい、お前」とtotoを渡され、家のパソコンで調べ「ハズレでした」と次の日伝える奴隷関係ができてしまった(「お前ハズレとか言って、フェラーリ乗ってくるなよ」と言われる)。「お前、俺のタバコわかるよな?」と初対面でメビウス6㎎ロングをわからなかったことで激怒されたが、最近はわかば渡して「おい!おい!おい!お前嘘だろ(笑)!」(声でかいな)とウケるようになった。あまり言いたくないが嬉しい
新しい店は家から歩くと40分かかるとこにあるが、交通費は「ほんとうに...すまんっ」と猛スピードでつむじ見せられたこともあり、自転車も持ってないし40分かけて歩いていくしかなくなった。はじめ筋肉痛になるかなと心配したが、筋肉痛にはならず道中体が冷えて下痢になった。一ヶ月後さすがに悪いと思ったのか、オーナーが自分の嫁が使ってないカゴの形美川憲一の口みたいなボロボロの自転車貸してくれることになったが、週に2、3回警官に止められるようになった
オーナーに「スーパーマンのたかさんです。拍手」と嫌な紹介の仕方をされ、新しい店での仕事がはじまった。案の定仕事のわからないことが全部スーパーマンに集まるようになる。いくら長くやってようが夜勤しかやってないので、他の時間帯がやる伝票整理のやり方やいろいろ知らないこともあり、たまに「知らない」と答えるのだが、どこがスーパーマンだよの顔をされ嫌な気分になる。
オーナーが紹介したいやつがいると、バックルームに呼ばれると「この店のスーパーマン」(いたのかよ)とこの店に元々いたスーパーマン紹介された。「よろしく」と握手を求めてきた夜勤の田部さん(仮名)は、「血と骨」の試写会で握手した崔洋一の感触と似てたので嫌な予感がした。初日の夜勤の休憩中、「寝てない」と寝てない自慢しながらなぜか休日出勤してる田部さんから「たかさんは何本いきますか?」と恵方巻きの予約獲得目標を聞かれ、うーん、まだ来たばかりなので予想がたてられないですねと流そうとしたら、「家族や友達で予約取れないすか?」と言われ、いやあ、上京してきてるし友達もあまりいないので、と休憩中なのになかなか進まないおにぎり食べようとすると、「自分で買ったりは?」と言われたので、いやあ、寿司食えないんですよと本当のこと言うと、「あっ、デザートで恵方巻きロールがあったな」と言われ短時間で大嫌いになった。前のつぶれた店からは僕以外にも何人か移ってきてるのだが、田部さんが会ってまだ数日しか経ってない女子高生を下の名前で呼んでるのを見て、こういう仲良くなり方は浜田雅功以外認めてないのでさらに苦手になった。どこにそんな金あるのかわからないし、そんな金あるなら有給払えと思うのだが、オーナーがまたもう1店舗出すらしく、そこに田部さんが移動することになった。まだほとんど一緒に働いたことないが、気が合うと思えないので正直ホッとした
ある日「ああ、お前か」とお客さんに名札を見ながら手招きされた。常連のペンキ屋のじじいらしい。「田部がいなくなるから困ってたんだよ」とtotoを渡された。どうやらこのペンキ屋のじじいはよくtotoを買うのだが、いつもコンビニに来る時間が店のコンピューターで結果確認できない時間帯らしく、毎回田部さんにチケット渡して調べさせてるようだ。「田部以外の奴(夜勤)に聞いてもわかんねえとか言うからさ、田部においお前これからどうすんだよって聞いたら、たかってスーパーマンがいるって言うからよ」と、初耳の引き継ぎを聞いた。totoの結果は夜勤の時間帯は見れないのだが、田部は(もう呼び捨てにするけど)夜勤後も昼までダラダラ店にいて仕事した気になってる効率糞野郎なので昼間店のコンピューターで結果確認してたらしいのだが、僕は時間内で完全に仕事を終わらせ夜勤後すぐ帰るので、まだ働き出して2ヶ月ぐらいだが毎回ペンキ屋のじじいに「おい、お前」とtotoを渡され、家のパソコンで調べ「ハズレでした」と次の日伝える奴隷関係ができてしまった(「お前ハズレとか言って、フェラーリ乗ってくるなよ」と言われる)。「お前、俺のタバコわかるよな?」と初対面でメビウス6㎎ロングをわからなかったことで激怒されたが、最近はわかば渡して「おい!おい!おい!お前嘘だろ(笑)!」(声でかいな)とウケるようになった。あまり言いたくないが嬉しい
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